キノコSTUDY

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英検1級2次対策:どのトピックを選ぶ?

 

 先日、英検本会場での1次試験が終わりました。5級・4級はこれで終わりなのであとは結果を待つのみですが、3級以上は2次試験が後日控えているのでまだ気は抜けません。

 さて、今回は英検2次試験の中でも一番難しい1級2次試験の話です。私個人の体験談も過去記事でいろいろ書かせてもらいましたが、この試験ではあらゆる失敗しており、失敗の度に試行錯誤を
繰り返してきたこともあり、人一倍思い入れがあります。

 そんなわけで、英検1級の2次試験のトピックの選び方について書きます。

【この記事の目次】

英検1級の2次試験はトピックを自分で選べる

 英検1級の2次試験では試験時に5つのトピックが提示され、受験者はその中から1つ選んでスピーチをします。

 これは受験者にとって少しうれしいのではないでしょうか?

 というのも、1次試験のエッセー問題ではトピックがひとつしかないので、運が悪いと知識が乏しい状態で書き進めていかないといけないのですが、2次の場合はこれに比べると自分が一番話しやすいトピックを選べるのがいいですね。

 ただし、トピックを選んでもスピーチを準備する時間は1分間しか与えられません。なので、全くスピーチ対策をせず、試験を受けるのはネイティヴでも厳しいかと。このため受験者は日頃からスピーチを練習しておかなければなりません。


 過去問や実際の試験でいろいろ見てきた感じだとカードに書かれている5つのトピックについては何か1つのジャンルに偏っているということはないと思います。また、過去に出されたトピックと似たようなものが出される時もあります。

 あと、旺文社の英検過去問題集に掲載されている2次試験のトピックですがあれは一部です。実際にはあそこに載ってないトピックが出されることがあります。

スピーチ対策するときはジャンルを絞らない方がオススメ

 スピーチ対策をするとき、最初に考えるのがジャンルは絞った方がいいのかそれとも一通りいろんなジャンルをやってみるのがいいのか迷うと思いますが、個人的にはあまり絞らない方がいいのではと思います。

 確かにジャンルを絞ると効率的に対策できますし、対策したジャンルから出題された場合はかなり深い内容のスピーチができると思います。

 一方、ジャンルに捕らわれずにスピーチをしようと思うと時間はかかりますが、あるトピック用に作ったスピーチの一部分が一見全く関係なさそうなトピックにも使えることがあります。

 このようにいろんなジャンルを対策していると、スピーチだけでなく質疑応答のときにもユニークな回答が思いついたりしやすくなるのでできればこちらの方がオススメです。

 そして、日常では考えないようなトピックと向き合うことで思考の幅も広がります。詳しくないことは自分で調べないといけませんが、それによって知らない世界を知ることができます。

出ないトピック!?

 ジャンルを絞らない方がいいと書きましたが、2次試験を受ける前に「おそらくこのトピックは今回出ないであろう。」と思われるものをひとつ知る方法があります。


 それは、その回の1次試験のエッセーで出されたトピックです。


 英検1級の2次試験は1次試験から進んできた受験者だけでなく、1次免除を使って2次試験のみ受ける受験者もそれなりにいると思われますが、もし2次試験にその回の1次試験で出たエッセーと同じまたは似たようなトピックが続けて出たら1次試験から進んできた受験者が有利になりますよね。

 これだと不公平じゃありませんか?なので、おそらくそれは出ないと思うんですよ。もし、事前にスピーチの対策トピックを少しでも減らしたいと思うなら1次免除を使う受験者はその回の1次試験に出てきたエッセーのトピックをチェックしておいてください。

本番では興味のあるトピックよりも話せるトピックを優先する

 トピックを見たとき自分が興味のある、専門性を持っているトピックがあればそれを選びたくなりますが、選ぶポイントは「そのトピックについて2分間スピーチできるかどうか」です。

 日本語だと興味のあるトピックはいくらでも話せそうですが、それが英語になると話が変わってきます。

 そもそも英検1級の2次試験に専門的な知識を披露する必要はあるのでしょうか?

 もちろん専門的な知識があってそれが英語で話せたら高得点につながるかもしれません。でも、面接官もすべてのジャンルに精通した専門家というわけでもありませんので一般論が話せたら十分だと感じました。

 例えば、過去に"Should university education be free for everyone?"というトピックが出題されています。

 私は一応大学で働いていますが、教員ではなくただの事務パートのオバちゃんなので、もしこれに答えるとしてもごく一般論でしか答えられません。なので肯定するなら「大学無償化すれば貧しくても学習意欲のある学生が大学で学ぶ機会を得られる」否定なら「すべての人に大学無償化を与えようとすると税金が上がり不満の声があがる」みたいなことしか言えませんね。

 でも、仮に私が大学教育に専門的な知識を持っていてそれを話すよりも、こういう一般論の方がわかってもらいやすいんじゃないかなとも思います。

 そして一般論で話したら質疑応答でもそこまで厳しい質問がくるとは思いません。

 逆に面接官が面食らうようなスピーチすると後で「それどういうこと?もっと詳しく教えて。」とか突っ込まれそうな感じがします。

それでも本番で自分が話せそうなトピックがひとつもない場合

十分に対策したつもりなのに本番で話せそうなトピックが一つもなかった( ノД`)。

悲しいけど、英検1級2次試験あるあるです。

 

 過去に何度かトピックカード見て「あ、詰んだ。」と絶望したことがありますが、こういうときも絶対に沈黙だけは避けましょう。

 それなら自分が対策してきたスピーチで使えそうな部分がないかダメ元でトピックを選んで話してください。合格は厳しいかもしれないけどその経験が次につながります。

 私が英検1級に合格するひとつ手前の2次試験の結果は、質疑応答がかみ合っておらず点数もイマイチ伸びなかったのですが、それでもこのとき「チャンスの神様の前髪に触れた感覚」がありました。なんとなくここを改良したら合格するんじゃないかみたいなコツです。

 おそらくこれは本番でしかつかめません。英検1級2次試験の本番は10分とはいえ、非常に貴重な機会ですので試験中は頭と口をフルに動かしてやれることはやってみてください。

おわりに

 今回はトピックの選び方を中心に書いてみました。スピーチの内容は一般論で大丈夫だと思うのでできるだけ幅広いジャンルをカバーしてスピーチに応用が利くようにしておいてください。