キノコSTUDY

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英語学習とテクノロジーの進化について

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はじめに

 英語を勉強していているとたまに昔のことを思い出します。

 私の家では母が独学で英語を勉強していて、その様子を学生時代の自分は見ていましたが、あの頃に比べると、英語の学習ってどう変わってきたのでしょう?その間に出てきたテクノロジーが英語学習にどのような影響を与えたんでしょう?

 今回は英語学習について、私が学生時代と今ではどのように変わってきたのかを書いてみたいと思います。

紙の辞書が必須だった学生時代

 アラフィフの私の学生時代、英単語を調べたいといえば、紙の辞書引くのが一般的でした。辞書には英和辞典(英語→日本語)と和英辞典(日本語→英語)と英英辞典(英語→似たような意味の英語)がありましたが、どれも結構なボリュームで、一番使っていたのは英和辞典でした。中・高では英語の授業数は多いので毎日辞書持っていくのは大変で机に置いて行ったりもしましたっけ?大学は・・・覚えてないですね。

 

 その後、電子辞書が出てきて、コンパクトでどこにでも持ち運びができることに感動したものです。しかも上記の辞書がすべてこの機械に入ってましたから、ケチな私でもこれは今後の英語学習に絶対にいるって思いましたね。

 

 今では翻訳ソフトも進化して、どんどん違和感のない翻訳をしてくれるようになってきていると思いますが、昔は英文を読もうと思えば紙の辞書引いていたので読むのにすごく時間がかかるんですよ。
 引いてもイディオムだと知りたいもの意味を見つけることができずに途方にくれたり、そのうち辞書引くのが面倒だから文の前後の意味からわからない単語の意味を類推したりといろいろやってましたね。

 うちにもまだ紙の辞書ありますけど、かれこれ10年は使った記憶がありません。

単語のスペルを練習した英語学習用ノート

 学生時代に最初に使う英語学習ノートといえば、音楽の楽譜のように線が複数書かれているノートですよね。これは今の学校でも使っています。
 今の子は筆記体を習わないのですが、私が学生の頃はブロック体・筆記体どちらも練習しました。現代っ子から見ると筆記体を書けるというのはうらやましいらしく、私が筆記体で自分のサインを書くとうちの子は「おおっ!」とちょっと尊敬してくれますw。

 ただ筆記体って他人が見ると読みづらいのが欠点なんですよね。母が英語を勉強していたとき、ノートは筆記体が多かったように記憶していますが、正直、私には何が書いているのかよくわかりませんでした。なので私はもちろんブロック体で英語書きますが、急いで書いていると、clと書いたものがdに見えたりするのでキレイな字とは言えません。

 今、PCで英単語を打つと、英語のスペルミスとか勝手に自動修正してくれたりしてこれはこれで便利なのですが、あまり頼りすぎると危険だなとも思います。

 将来手書きで英語を書く機会も少なくなるのかもしれませんが、そのせいで手書きで英語書かないといけないときに間違いだらけのスペルで書くのも恥ずかしいなと感じますね。

 英単語は漢字と同じで何度も書いて体で覚えていかないと速く正確に書けません。幸い書いて覚えてきた英単語はスペルミスしにくいのでこれからもできるだけ手で書いて覚えるようにしていきたいですね。

リスニングの進化

 昭和→平成→令和と進化してきたテクノロジーで一番英語学習に大きな影響与えているのが、リスニング素材だと思います。Youtube開けたら山のように英語のリスニング素材がありますよね。 しかもこれらは全部無料ですから、PCやスマホがあれば英語リスニングに困るということはなくなりました。

 かって、年配の英語学習者の方のお話を聞いたのですが、昔はリスニング素材を手に入れるのが大変だったために英語の勉強といえば、読み書きに頼らざるを得なかったという旨をおっしゃっていました。まさにその通りだと思います。

 私の母が英語勉強していた平成初期は、カセットテープでNHKの語学放送を録音してそれを聴きながらやっていましたが、録音機器もない昔だとVOAのような日本国内で聴ける限られた英語ラジオ放送を時間に合わせて聞くことぐらいしか手段がなかったと想像します。

 現代の恵まれた環境にいる若い人の中には英語が聞き取れないと言っている高齢者の英語能力をバカにする人もいますが、この環境で英語学習して同じこと言える?と言いたいです。現代日本人の英語リスニング能力が上がってきたのは能力差というよりもテクノロジーの差ではないでしょうか?

 ちなみに、ひと昔前のの熱心な英語学習者はリスニングを上達させるためにラジカセ(ラジオとカセットテープの録音再生ができる機器)が壊れるぐらい繰り返しテープを聞いたらしいですが、ここまで使ってもらえたら機械も本望でしょう。

スピーキングはオンライン英会話!

 このブログで熱心に推してますが、日本人が苦手とする英語スピーキングをなんとか一人で上達させたいと思えば今のところオンライン英会話が一番だと思っています。

 過去記事でも書きましたが、グループ英会話とか英会話スクールとかコミュニケーション能力やらお金がないとなかなか上達しないんですよ。グループ英会話なんて英語力よりも他の学習者とうまくやっていけるかそちらの方が重要じゃないかと・・・。慣れるまではコミュ障にとって非常にキツイ環境なのです。

 AI英会話もいいのですが、結局英会話を使うのは人と話すためであって、機械と話すためではありません。なら少々しんどくても対面で人英会話した方が理想の英会話に近づけると思うのですがいかがでしょうか?

 対面で外国人と一対一で話すのはしんどいかもしれませんが、海外に行くことなく、現地の人間とライブで英会話できるというのはすごいテクノロジーの進化だと思います。フィリピンなら日本と時差1時間なので、時間の話題もだいたいそのまま通じますしね。

まとめ

 英語4技能についてテクノロジーの進化の話を書いてみました。あと10年もすればもっと進化しているんですかね?未来にワクワクする一方で過去に実体験で得てきた知識も大切にしていきたいと思います。