
今回は英検準1級と1級リスニングPart3ついて書いていきます。
【この記事の目次】
英検準1級と1級のリスニング構成とPart3とは?
英検準1級と1級リスニング問題の構成は似ています。英検準1級は3パートで全29問に対し、英検1級は4パート*1の全27問となっていますが、Part1が会話文、Part2が少し長めのパッセージ、Part3がリアルライフという構成は共通しています。
ここで、英検が初めての方が気になるのがPart3のリアルライフではないでしょうか?
リアルライフって何?
Part3のリアルライフは、あるシチュエーションに置かれている「あなた」が、流れてくる音声に従って適切な選択肢を選ぶ問題です。シチュエーションと設問文は問題用紙に記載されており、ここは音声を聞く前にあらかじめ読んで理解しておく必要があります。
リアルライフ問題は日常生活でありそうな状況で、英検によく出てくるアカデミックな話題が問われることがないので、解いていて楽しい、簡単と思う方もいるかと思いますが、ここ本番では意外と厄介です。
なぜリPart3のリアルライフは本番で厄介なのでしょうか?
Part3のリアルライフ問題が厄介な理由3つ
理由1:シチュエーションをしっかり読んでいないと解けない
リアルライフ問題のシチュエーションと設問は優しい英文で書かれているので読みやすいです。さらに問題の音声が流れる前に10秒ほど読む時間を与えてくれます。だから、読めないということはないのですが、ここに書かれている複数のポイントを頭にしっかり入れておく必要があります。
1つのシチュエーションにつき、ポイントが2つから3つ書かれているのですが、回答はこのポイントをすべて満たしているか、もしくは4つの選択肢の中で一番適切と思われるものを選ばなければいけません。
つまりいい加減な読み方をしていると、いくら音声がきっちり聞けても正しい選択肢が選べません。
理由2:リアルライフ問題はPart2の後に来る
英検準1級・1級のリスニングにおいてPart2は一番難しいと言われています。
確かに長めの文章でアカデミックな話題が多く、設問も1つのパッセージに2つあるため非常に集中力を使うパートです。なのでここで力尽きる受験者がいます。
もしPart2が難しくてかなり失点したと感じたらPart3で挽回しないといけないのですが、Part2が終わった時点で試験時間は2時間近くになっていますから、ここで集中力が切れてしまって、せっかく取れそうな問題がきても見逃してしまい、結果としてリスニング全体の得点が伸び悩びます。
理由3:情報を整理して聞かないといけない
Part3のリスニングの難易度はさほど高くはないのですが、固有名詞やら数字やらいろいろ出てきてややこしいです。
私は英検で音声が流れている間選択肢をじっと凝視することはあまりないのですが、ここは見ないと情報が整理できません。
また、このパートにはいやらしいところがありまして、たまに目星つけていた選択肢が音声の最後の方で流れてくる情報によって状況が変わってしまい、別の選択肢を選ばざるをえない羽目になる時があります。
早く解答を選んで次に余裕もって進みたいという受験者に対しての罠ですね。なので最後までしっかりきかないと答えが選べない問題も存在しています。
本番でリアルライフ問題を解くコツ
・まずシチュエーションをしっかりと頭に入れるためにそのシチュエーションに書かれている「あなた」になりきります。特に「急いでいる」とか「できるだけコストを下げたい」の条件があれば、せっかちでケチな人間なのでよりリアルな「あなた」になりやすかった気がしますw。
・早とちりしないで音声は最後までしっかり聞きましょう。
・選択肢に迷ったら、勘で選んでさっさと次にすすみましょう。リスニングにとって迷っている時間は最大の敵です。芋づる式に失点したくなければ、終わった問題は引きずらないで前に進むことです。
最後に
練習では解きやすいと思えても本番ではかなりしんどいパートですので、最後まで気を抜かないようにしてくださいね。
*1:英検1級は設問が少ない代わりにPart4にインタビューが含まれます