キノコSTUDY

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英検S-CBTについて調べてみた:コンピューターで受ける英検のメリットとデメリット

今の英検って紙だけじゃなくってオンラインでも受けられるって聞いたけど・・・。

 

 今の英検は従来型の紙ベースの試験だけでなく、S-CBTといってコンピューターを使って試験を受けることが可能になっています。

 

www.kinokostudy.com

 

 受験機会が増えていい制度だと思いますが、私はS-CBTを受けたことがありません。

 ただ、今後息子がお世話になることもあるかと思い、今回は英検のS-CBTについて調べてみました。

 また、実際に受けた方の体験談をいくつか読ませてもらった上で英検S-CBTについて思ったことを書きたいと思います。

www.eiken.or.jp

【この記事の目次】

 

英検S-CBTは全級で受けられるわけではない

 まず、英検S-CBTですが、2025年5月現在、全級で受けられるわけでありません。対象級は3級~準1級となっています。

 英検S-CBTは1日で4技能すべて測る試験なので、スピーキングのない4級と5級が対象でないのはわかりますが、英検1級も対象外なので注意。

英検S-CBTのメリット

 検定料は従来の紙ベースとあまり変わらないのですが、英検S-CBTの一番いいなと思ったことは受験チャンスが増えることです。特に入試で英検を使いたいと考えている学生は受験チャンスが増えると助かりますよね。

 また英検S-CBTは大人にもメリットがあります。

 なぜなら、英検の本会場実施の試験は日曜日に設定されていますが、社会人は必ずしも日曜日が休みの人ばかりではありません。

 さらに従来型の紙ベースの試験は筆記試験と面接試験(スピーキング)の日程が分かれているので英検のために2日間予定をおさえるのが大変な方もいます。

 一方S-CBTの場合、1日で終わるので忙しい方に向いている試験なのかもしれません。

 

 少し疑問に思ったのは、S-CBTって文字の大きさを拡大したり、リスニングの音量を上げたり下げたりできるんでしょうか?もし、可能であれば、目や耳に多少不自由を感じている方も英検受けやすくなったりするんですかね??

 

英検S-CBTのデメリット

 4技能を1日で測る試験ということで大変だなと思ったのが、英検準1級を受ける受験者です。3技能でもしんどいのにそれに加えてスピーキングもやるんですか・・・。

 まあ、高校入試や大学共通テストを受ける学生は1日何教科も受けることを考えると、さほど負担に感じないのかもしれませんが、私にとったらキツイですね。

 ただし4技能を測るといっても、筆記試験の3技能が合格基準点に達していて、スピーキングだけ満たない場合、従来型の紙ベースの試験と同様、次回はスピーキング試験のみ受けることが可能です。(つまり3技能の試験については免除されます。)

 

 あと、S-CBTを受験された方の体験談を読んで知ったのですが、必ずしも希望の日程に試験が受けられるとも限らないみたいです。テストセンターの定員があるので満員だと申込みできないのですが、

※申込予定の試験日に対応する申込締切日を過ぎてからの「試験会場・日程の変更」はできません。

※申込完了後は、「受験級の変更」および「申込のキャンセル」はできません。

引用:英検HPより

とあったので、申込締切日前に希望日でキャンセルが出たら、いけるかもしれません。

今後英検S-CBTは広まっていく?

 個人的な予想では英検S-CBTは今より広まっていくと思います。理由はいくつかありまして

情報処理試験やFP試験の一部がコンピューターの試験に切り替わってきてる

②英語試験でいえばTOEFLやIELTSもコンピューターを使った試験を実施してる

デジタルネイティブな人達が増えてくる

と世の中がデジタルに移行してきていると感じるからです。

 まず、英語以外の試験だと、ITパスポートとかファイナンシャルプランナーの3級・2級がコンピューターを使った試験に変わってきてます。私がFP3級を受けたときは年3回実施の試験だったので、受けたい試験の実施機会が増えるのはいいですね。

 そして英語だと海外留学に必要なTOEFLやIELTSもコンピューターを使った試験を実施してます。

 私はこの両方を受けたことがないのですが、20年ぐらい前にTOEICの講座に通っているときに講師の方が「いずれTOEICもコンピューターを使った試験に代わるでしょう。(当時TOEFL iBTが発表された頃でした。)」と言ってたのを覚えています。

 現在、TOEICは紙ベースの試験が主流ですが、コンピューターを使った試験が増えてきたらやがてTOEICもそれが主流になるかもしれませんね。

 最後にデジタルネイティブですが、これは生まれた頃からインターネットが生活に溶け込んでいた世代の人たちのことです。彼らはインターネットで検索したりスマホの操作が得意なので、紙に何か文字を書くよりもコンピューターの操作の方がやりやすいのではないでしょうか?

この世代が主流になれば、テストの風景も変わりそうな気がします。

 

 ただ、アラフィフの私は「やっぱり、紙ベースの試験も残して欲しい。」が本音です。

 老眼入っていようが、紙じゃないとなんか試験受けた感覚に欠けるというか・・・。同世代以上の方もこう感じていませんか?

 一方で世の中についていかないと取り残されてしまうので、いずれはコンピューターを使った試験を受けてみようと思います。