
英検1級では幅広い社会性のある話題が出題されるのでそれに対応するために受験者はいろんなジャンルのトピックでスピーチを練習するかと思いますが、その際スピーチ原稿やスピーチの元になるアイデア集をどこかに保存して管理する必要があります。
このとき紙で保存するかデータで保存するか迷う方もいるかもしれませんが、私は最終的にデータで保存していました。
今回は主にスピーチ原稿等の保存・管理方法について書きます。
紙にもデータにもそれぞれ長所と短所がある
英検1級の2次対策をやり始めた頃はルーズリーフにスピーチ原稿を書いてそれをジャンルごとに整理し、ファイルに保存していました。こうすることで一冊にスピーチ原稿がまとまっているのでスピーチの練習をしたいときはこのファイルをさっと出せばいいのです。
実際に英検1級2次試験の会場でも紙にスピーチ原稿等を書いてそれを本番前に最終チェックしている方を何人か見ました。なので、紙のいいところは持ち運びが簡単で見たいときにさっと出せることだと思います。
一方データですが、最大のメリットはスピーチの加筆・修正が簡単なことです。
何度もスピーチを練習していると「この表現は別のものに変えた方がいい。」とか「このアイデアを自分のスピーチに入れたい。」などいろいろ変更が出てきます。
もしこれが紙の場合だと修正したいときは消しゴムで消して上から書く、加筆したい場合は原稿の余白に追加することになり、そういうことを繰り返しているとだんだん紙が汚くなってきて何を書いているのかよくわからないんですよね。
一度書いたものはほとんど修正・加筆しない方なら紙でいいと思いますが、私は常時、加筆・修正したがる人間だったので、次第にPCでスピーチやアイデアを作成することにしました。
もちろんデータを見る場合はPCで見るか(加工してスマホで見ようとすると非常に見づらかったです。)外で見たければプリントアウトする必要があったので、直接紙で作成するよりも携帯性は劣ります。
スピーチ原稿等はWordではなくExcelで
PCでスピーチ原稿を作ろうとすると多くの人がWordを使うと思います。しかし私には英検1級のスピーチ対策にWordを使うという発想があまりありませんでした。
一番の理由はWordの使い方に精通していないからですが、人に見せるものではなく自分だけが見るものであればWordでもExcelでもどちらでもいいと思ったので、自分が使いやすいExcelにしました。
Excelの好きな点は行の挿入・削除が非常に簡単なことです。Wordならもっと洗練されたやり方があったのかもしれませんが、Wordの効果的な使い方を学ぶならその分スピーチの練習に時間をあてた方がいいと思ったし、Excelで特に困ったことはありません。
Excelの使い方も自己流ですが、普段業務で使っているのでだいたいどこに何のボタンがあるのかわかります。なので1シートにスピーチをひとつ書いたらあとはそのシートにタグをつけたり、色分けして分類し、見たいときにさっと探せるようにしました。
Excelで作ったスピーチ原稿やアイデア集の特徴
こうして作り始めた英検1級2次対策用のExcelファイルですが、試行錯誤し、最終的にはほぼ日本語で書かれているものになりました。
英語の試験なのに日本語で書いたら意味がないと思われるかもしれませんが、すべて英語で書いてしまうとスピーチの丸暗記になってしまい、少しでも詰まってしまうと話せなくなってしまったのです。英検1級2次試験対策を始めた頃はスピーチの丸暗記で乗り越えようとしましたが、私の頭では記憶力に限界がありました。
そこで「だいたいこういうことが話したい。」という文を日本語で書き、それに近いことを英語で言えるようにしました。だから練習の度に表現は少しずつ異なるし、話している英語も洗練されたものではありません。さらにはスピーチの中身も関係ない別のスピーチから一部分持ってきてうまくあてはまらないかやってみたり・・・。
だけど「私はなんとかこれを伝えたい」という気持ちが自分の英語に反映されるので、暗記ではなく自分のことばになると思ったのです。
その一方で、スピーチはオンライン英会話でも披露し、そのときに講師に教えてもらった表現が、より的確で自分でも使えそうと感じたらその表現に置き換えてみるみたいなこともしていました。
英検1級2次対策は正直とてもしんどかったですが、これがダメならあのやり方はどうだろうと試行錯誤していくところはゲームの攻略と似ているかもしれません。
おわりに
英検1級2次試験はいろんなジャンルについて調べてスピーチを作って披露してダメな点を改良して・・とやっていくので非常に大変ですが、やってきたことは無駄にはなりません。自分の頭と手と口を使ってやってきたことは合格後も自分の財産になると思いますので、いろいろ考えながら自分にとってベストなやり方を見つけてください。