
多くの学習者が英検を受けるときの悩みといえば
単語が覚えられない!!
ことではないでしょうか?
確かにTOEICの単語はビジネスシーンでもお目にかかるものが多いのでどこかで目にするものも多いですが、英検は上位級になると幅広い分野の単語が出てくるので日常であまり目にしないものもあります。
学生の時と違い、時間もなければ、一度にまとまった単語暗記できる自信がない、そんな英検の単語をどうやって覚えるのか?
社会人になって英語をやりなおし、単語帳が大嫌いだった私が語彙を増やした方法を書きたいと思います。
【この記事の目次】
英検2級の単語の覚え方
英検2級は高校卒業程度のレベルの単語が中心です。
2級になってくると環境問題や教育、文化の問題が出やすいので、こうした分野の英文をいろいろ読んでみる(大学入試共通テストとかNHKの英語テキストなど)といいと思います。
個人的には、ここまでは大学入試のときの知識も残っていたためなんとか単語帳なしでも覚えられましたが、単語帳を使ったとしても、大人であれば大半の方は少なくとも1周は完走できると思います。
英検準1級の単語の覚え方
単語帳が苦手で手につかずの日々
英検2級から準1級を目指した時、単語の難しさに呆然となりました。
2級は大学受験で覚えたものが頭の中に残っていたのでなんとかいけたものの、準1級の単語はどれも見たことないものばかり・・。
さっそく単語帳を買ってきてやってみるもすぐに挫折しました。
その理由は単語帳の味気無さです。
旺文社の単語帳なんて親切にも「(試験に)出る順」になってますが、どうがんばっても文字の羅列にしか見えずやる気が上がりませんでした。
もう少し意味のある覚え方ができたらなあ・・・。
と単語帳以外の覚え方はできないのか?と考えていました。
単語はまずTOEICの問題集で覚える
単語帳で覚えるのが無理ならどうすればいい・・・と思っていたときに役にたったのがTOEICの問題集でした。
それはTOEICの文章に理由があります。
社会人にとって、英検とTOEICならおそらく日常でなじみのあるのはTOEICの文章じゃないでしょうか?
社会人なら多くの人が会社で体験するシチュエーションがTOEICにはたくさん含まれています。
なのでTOEICの文章なら少々わからない単語があっても、自分の日常生活にあてはめてみればわからない単語もある程度推測できます。
こうやってTOEICの文章がおもしろいなとたくさん読んでいくに従い、自然とわかる単語も増えていきました。
TOEICでは自分の日常生活で必要な単語を先におさえることができます。
アカデミックな単語を英検の過去問でカバー
TOEICである程度基礎固めをしてから英検準1級の単語を見てみると、「これ知ってる。」というものが増えていました。
ここで英検の過去問の登場です。まだわからない単語もあるけど長文はだいぶん読みやすくなってます。
しかし、英検準1級の難関は大問1です。あそこに出てくる単語が難しい。
そこで、知らない単語がでてきたら、具体的な意味を覚えるよりも先にざっくり大きな分類に分けてみました。
私の分類は「肯定的な意味を意味を持つ単語」と「否定的な意味を持つ単語」。
もちろんそのどっちにも属さない単語は山のようにありますが、自分が最初に感じたイメージに頼ったりして、無理やり2分類のどちらかに放り込みました。
こうすると、大問1の語彙問題で文を読んだとき、その文の空所に肯定的な意味が入りそうなら、否定的と感じた単語をはじくことができます。
4択の中から適切なものを選ぶには向いてないかもしれないけど、消去法でふるいにかけることについては効果があったと思います。
接頭語と接尾語
英検の準1級ぐらいから、接頭語と接尾語の知識は特に必要になってくる思いますが、接頭と接尾にどの文字がついているかによって判断できるものがあります。
例えば接頭だと「uni」(1つの)「bi」(2つの)「tri」(3つの)とか、接尾だと「er」(~する人)など。
昔、TOEICの問題集で"movie goer"という表現を見て「何これ??」と思ったのですが、これはいわゆる「映画好き」のことです。
なぜそうなるのかというと「movie(映画)+go(行く)+er(~する人)」とちゃんと理屈があるのです。
こんな感じで、接頭語と接尾語の知識があると、選択肢を勘で選ぶことが減り、理屈で考えられるようになります。
イディオムはどう覚えるのか?
単語について英検受験者を悩ませるもうひとつの問題がイディオム。
覚えても覚えてもキリがないと感じますよね。そこで最初注目してほしいのが動詞です。英語の基本動詞にはコアイメージがありますが、各動詞が持つ基本的なイメージを考えて欲しいです。
かって英検準1級をやっているときに"Drop me a line."という表現を知ったのですが、これは「お便り(一報)下さいね。」の意味です。
意味がわからなくても直訳してみると「私に(何か)を落として欲しい」ことがわかりませんか?
そこでどんな動作が起こっているのか予測してみて下さい。
そのあと答えを見たら頭に意味が入りやすくなると思いますよ。そして本番でどうしてもわからないものに出会ったら、動詞の意味を思い浮かべながら自分の直感信じて選んでください。意外と当たってると思います。
語彙力を高めて英検突破しようとしてる人へ
まとめると、私は単語帳が苦手だったので単語は文章中心で覚えました。
単語帳で覚えるのは語彙力を増やす最短距離だと思いますが、そうはいってもできないのであれば、文章をたくさん読んで読解力と語彙力を両方伸ばしていくのがいいのではないかと思います。日本語だって単語ひとつひとつでなく、聞いたり本読んで語彙数増やしていってますよね。
英検準1級や2級の単語を幅広く覚えようとするなら英字新聞(Japan Timesのように日本のニュース扱っているもの)を読んだり、NHK Worldのニュース聞いてみたりすることをオススメします。日本のニュースであれば背景知識があるので読みやすいです。
もちろん英語で完全に読めなくってもいいです。わからなかったら日本語訳どんどん見て下さい。
なんか人によっては日本語訳見るのはよくないから極限まで英語で読もうとする人がいますが、ストレスがたまるのでわからなければ罪悪感感じず、すぐに日本語参照してください。大切なのはそこで「この単語はこういう意味なんだ。」と意識して読むことです。
英単語帳で覚えることだけが必ずしも正解のやり方ではありません。