
算数・数学に必要なのことといわれると計算力に目が行きがちですが、実はこれと同じぐらい大事だと思ったのが読解力です。
特に小学生用の算数の問題集は難しい漢字や表現が使われていないので、一見簡単に見えるのですが、中学受験のような算数応用問題になると問題文をしっかり読んでないと解けない問題がかなりあります。
算数の問題文の読み方
算数の問題文は国語や英語のような長文はありません。しかし短い問題文をしっかりと理解する必要があります。そのためにまずやることは算数で使われることばの定義を知っていないといけません。
例えば「10以上」と「10を超える」は同じように見えても意味が異なります。
前者は10を含み、後者は10を含みません。「だいたい10より大きな数」という認識でいると、ことばの解釈がまちがっていますから、当然答えも合わなくなります。
学校で習ったときは覚えているのに、宿題や試験になると問題を早く終わらしたいために雑な読み方になって間違う。
こういう間違いをするとよく言い訳として出てくるのが「ただのケアレスミスだよ。」です。
私がそうでした。でも大人になってわかったことが、その「ただのケアレスミス」の積み重ねがやがて数学の成績に悪影響を与えて、自分を数学から遠ざけていったのではないかと。
国語や英語だと長文を読むときに概要をすばやく把握することを重要視しますが、算数・数学は短い問題文を正確にきっちりと読まないといけないのです。
文字式・公式にあてはめることばかり考えて思考停止してしまった
中学生になって数学がになると文字式や公式が出てきます。そして文字式や公式に数字をあてはめてると答えがでてきます。
これはいいのですが、少々厄介なのが文字を使って式をつくるときです。
例えば連立方程式です。よくあるのがXとYが出てくる方程式ですね。
連立方程式の問題はわかっていない求める数をXとかYに置き換えて等式をつくり、計算して答えを出すのですが、応用問題になってくると「問題の答え=XやYの数」ではなくなってきます。XやYを使って出した数を元にさらに計算して最終的な答えを出すという、ひと手間加える必要がでてきます。
このため、式をつくるときは、いきなり問題文で求められている答えの数をXとかYに置き換えるのではなく、まず問題文の中から「何と何が釣り合っているのか」を考えて、等式を立てなければいけません。
学生時代この考え方がいまいち理解できておらず、連立方程式の基礎は大丈夫でも、このようなちょっとした応用問題になると正答率が下がっていました。「とりあえず、答えできかれている数をXやYとしておけばいい。」なんて思っていましたから。
似たような感じで算数の問題でいえば、速さ・時間・距離の関係式ですね。これを「は・じ・きの公式」に頼りきってしまうと、問題文をロクに読まずにこの公式にあてはめられそうな数字ばかり拾って来ようとします。
文字式や公式は便利ですが、問題文をしっかりと読まずにこれらにそれっぽい数をあてはめて計算するのはよくないです。
単位書き忘れに注意
以前うちの子は通信添削をやっていましたが、算数の答案用紙にやたら△が多いのでよく見てみると答えに単位が書かれていませんでした。
たぶん計算して答えが出たらそこで、気が抜けて答えに単位書き忘れているんでしょうね。
試験だとこういうところで失点しまうのはもったいないので子どもには「書き忘れるなら、問題を解く前に答えの欄にあらかじめ単位書いておけば?」といってみました。
「太郎さんは何円もっていますか?」とかいう問題なら答えの欄にあらかじめ「円」を書いておけば単位書き忘れミスはなくなるのではないかと。教育上はよろしくないかもしれません。一方失点を防ぐためにはいいかなと思ったのですが、どうでしょうね・・・。
でも、こういうミスをするのってそもそも問題をちゃんと読んでないからですよね。
まとめ
そんなわけで、今は問題文をしっかり読むことも重要視してます。間違えたときも「たかがケアレスミス」とか軽く見過ごさないようにしたいと思います。